読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

重箱のすみ

こんな世界で戦う7人のことを書きたくて

キスブサ アイススケート回(3/26分)感想

あー、いい回だったなぁ。

まず今週、何が良かったかと言うと、「アイススケート場で一目ぼれした女性への声のかけ方」というお題で、ナンパのやり方・声のかけ方に評価の重点が置かれがちだけど、そこでカモフラージュしながら、キスマイのスケートスキルを地上波で贅沢に見ることが出来るという点だった。

自分がほんの数ヶ月前までキスマイファンではなかったからこそ思うのかも知れないけど、改めて、全員が何でもないことのようにスケート出来ることに、すごく胸が高鳴ってしまう。もちろん彼らのスケートスキルはコンサートDVDでわかってるけど、それが地上波で、「出来て当然」のテイで流れるのを見るのはすごくワクワクした。

今週のゲストのマチャミは、一般人代表のリアクションだった。VTRを見ながら、「みんなすごい!」「スケート上手いね!!」とびっくりしていた。一方ファンは、彼らの姿を見てかっこいいと思っても、「すごい!」とは思わないだろう。だってキスマイ、日頃からローラースケートやってるし。アイススケートだけど、まぁこれくらいは滑れるだろうと予想していたし。本人達も、マチャミに「みんな上手いね」とどれだけ言われても、別に特にリアクションを返さない。出来て当然だから。横尾のVTRにはメンバー同士で「すごい!」「かっこいいね!」と言っていたけど、それは「(滑れて)すごい!かっこいい!」ではなく、「(アイススケートでここまで加速をつけられて)すごい!」「(滑り方が・ビジュアルが)かっこいい!」という意味だったように思う。*1

でも一般人は違う。普段彼らがローラーで滑ってる姿をほとんど見ない。音楽番組でローラースケート姿を披露する機会もなかなかない昨今、たまたまキスブサ見た一般視聴者の中には、彼らのスケート姿にびっくりして、そこから彼らのことが気になり始める方もいるんじゃないかって。*2つまり、そうやって、ナンパのやり方というテーマを口実に、彼らのスケートを地上波で流せるというのが、今回の最大の収穫なんじゃないかと思ったのだ。

……と、ここまで書いておいて、1位が滑れない設定なのが面白いところだけど。

 

  • 1位の玉森、「ただし玉森に限る」案件が強すぎると思った(笑)。あざといけれど、あざといのを隠さないところが策士。それと、「こけたのもわざとです」って言っておいて、2回目に「手つないでください、初心者なんで」って言ったのが最高に最高にあざとくて好きだった。もう初心者じゃないのなんてバレているくせに。
  • 玉森のVTRが流れて、自分と同じ流れだと分かった直後、「えー!!」と立ち上がる千賀が最高に面白かった。千賀の茶番、確かにひどかったけど、私は全部わざとらしいと思いつつも、それすら可愛くて受け入れたいと思ってしまうよ。ブサイクコメントで「嘘から始まる恋はない」とダメ出しされていても、嘘からでもいいから始まってしまいたいと思う甘甘千賀担でごめんよ。
  • 「真面目すぎて信用できない」と言われる藤ヶ谷と、「チャラすぎて信用できない」と言われる北山。「重い」と「軽い」の真逆の2人が2TOPを担っているという、藤北の数奇な運命だけでご飯3杯食べられる。
  • ニカのさくドンがめちゃめちゃ面白くて、でもあのスピード感にはきゅんと来て。ニカに限らないけど、客観的に見たら面白いけれど、本人は真面目にやっているっていうのすごくいいよね。
  • 2位の宮田は、自分の面白さや可愛さを出しつつ、ふと真面目な雰囲気に持っていって誠実さをアピールする、という自身の黄金パターンを掴んできた感じがするね。バス回と似たような感じ。
  • 一番好きだったのは横尾さんでした。私は最初スケートというテーマを聞いて、こうやって教えてリードしてもらう展開しか考えていなかったので、逆に横尾さん以外みんな教える気はなく、玉森に至っては自分が初心者設定を持ってくるなんてびっくりしました。とにかく横尾さんは何から何まで理想でした、ありがとうございました。
  • あと、横宮が先に出ると、2人がリラックスして他のメンバーにやいやい言うのがとてもいい。横尾が、北山のVTR中ずっと「何言ってんだよ~」とか、ニカのVTRには「(さくドンのスケーティング)上手いけどさぁ、違うんだよ~」とか。宮田なんて余裕で「これおもしれーなー」と言っていた。

いやー、いい回でした。

最後に……私は前回のブログも、今回も、もしかしたら「一般視聴者」という言葉を使いすぎかもしれない。オタクなんて自分が好きだからやることであって、他人がどう思うか、まして、キスマイのファンではない一般人が見た時にどう思うかなんて、考えること自体、時間の無駄なのかもしれない。書く意味もないのかもしれない。

だけど、逆に今だから書けることもあると思ったりする。まだ新規も新規の私は、「一般視聴者」の感覚が少し残っている。何が一般層の心を掴むのかを考えるなら、今のうちかもしれないと思うのだ。キスマイに限らないけれど、新しいジャンルに飛び込んで、新しい人を好きになると、今までその人達を好きにならなかった時間を後悔する。そして自分が新規なこと、いつまで経っても長年のファンの人には追い付かないことを実感し恥ずかしくなる。ただ、そこを嘆いていても仕方ないし、だったら私に書けることを書いてみよう、という気持ちになった。

私は、つい最近までキスマイのことを何も知らなかった。意図的に避けていたわけではない。でも、音楽やアイドルに興味がない人は、普段の生活の中でキスマイに触れる時間がないのだ。実際、私がそうだった。朝はNHKを見るから、めざましテレビなどの民放ワイドショーで取り上げられる芸能ニュースを知らない。音楽は、ドラマで気になった主題歌をiTunesでダウンロードするくらい。CDショップにも寄らない。音楽番組も見ない。それでも生活できてしまうのだ。

そういう人が、ふとつけたテレビで、バラエティのキスマイの姿を見た時。そういう一般層を取り込める要素は何なのだろうな、とどうしても考えてしまう。私ごときが考えても仕方ないけれど、そういう受身の一般層を味方につけることが、彼らがこの時代のチャンピオンを獲るために必要なことだと思うからさ。

 

*1:もっと言うと、「(いつものキスブサの横尾さんと違ってオドオドしてなくて)かっこいい!」かもしれない(笑)

*2:事実、たまたまこの回を一緒に見ていた私の弟は、「えっ、全員うまっ。なんでこんなに上手いの?」と言っていた