重箱のすみ

こんな世界で戦う7人のことを書きたくて

Let It Be ―ゆるゆるSMAPファン13年目の私が今思うこと―

皆様は、「Let It Be」と聞いて、何をイメージされるでしょうか。

多くの方は、ビートルズのあの名曲を思い浮かべられることと思います。けれども、私にとっての『Let It Be』とは、SMAPの31枚目シングルの存在感の方が大きいです。これをお読みの方の中には「えっ、まずSMAPにLet It Beなんて曲があるの?」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。確かにあんまり目立たない曲ではあるんですが、ビートルズのあの名曲とは正反対っていう感じの、ノリが良くてスピード感に溢れていて、ダンスもカッコイイとてもいい曲なんですよ。実はそこまで古い曲じゃなくて、2000年2月発売。あのメガヒット、『らいおんハート』の一作前のシングルです。

Let It Be SMAP - 歌詞タイム

 

SMAPの結成は、1988年。私はその後に生まれたので、SMAPがいない時代を生きたことがありません。だから小さい頃からSMAPの曲はいつもすぐそばにあり、当時の記憶はほとんどないけれども、『青いイナズマ』『SHAKE』『夜空ノムコウ』などの名曲は自然と耳に入ってきていました。

そんな私が、初めてSMAPを「好きだ」と認識したタイミング、それがこの『Let It Be』を聞いた時でした。当時の私は10歳か11歳くらいで、クラスのお友達との人間関係にちょっと悩んでいた頃。きっかけは覚えていないのですが、なぜかスマスマを見ていて、その時に流れてきたこの曲に、当時の私はとてもとても励まされたのでした。ただ、今、歌詞を見てみると、別にそんな応援歌的な歌詞でもないので、何がそんなにハマったのか自分でもよくわからないんですが……(笑)。でも多分、【真実に理想通りになれやしない運命】っていう歌詞が、すごく響いたんだと思います。<人生は思い通りにならない>という、それこそ大昔から言われてきた普遍的な事実だけれど、小学生の私が大人に近づいていく過程で、初めてそれを提示され、認識したタイミングだったのかもしれません。あとは、【泣けるほど純粋に占いなんて 怠け者の運命】っていう箇所も、意味はよくわからなかったけれどとても好きでした。当時の私では上手く言葉で表現できなかった解釈を、今の私が表現するとしたら、「占いをして先のことを憂いているばかりの人は怠け者だ。だから行動しなければいけない」という感じでしょうか。

とにかくそんな訳で、この曲から私は、どっぷりとSMAPの世界にハマって行きました。その頃はおこづかいも大してもらえなかったため自分でCDを買えず、さらに家族に「SMAPが好きになったからCDを買って」と言うのもなんだか恥ずかしかったので、ビデオ(当時はまだビデオテープ!)にスマスマを録画しておいて、曲の部分を再生して、その音声をカセットテープに録音して、そのテープを毎日毎日聴いていました。そして、人生で初めて買ったCDは、その次のシングル『らいおんハート』。人生で初めて買ったアルバムは、その翌年に発売されたSMAPのベストアルバム『Smap Vest』。Let It Beには【好きな映画や 好きな音楽とかに 影響されすぎて 今を見失うなよ】という歌詞があるのですが、私はその曲に惹かれて今を見失うくらいハマってしまったのです。こんな歌詞がある曲なんて全くもってズルい。罪作りなものですねぇ。

そこから、一番ハマっていた時期は2006年の『ありがとう』発売時くらいまで。特に2008~2011年くらいは、他のジャンルに軸足を移してしまったこともあり、ほとんど彼らのことを見てこなかった*1。離れていた時期はあったけれども、2011年の震災後、テレビで何度も勇気づけてくれたSMAPの姿に、改めて彼らのすごさを実感しました。現場に行ったことがあるのは、一番最近の2014年のコンサート、「Mr.S」だけというお茶の間ゆるゆるSMAPファンなんですけれども、それでも、これだけ長く一つのグループを好きで居続けることが出来たこと、そしてそれが日本を代表するスーパーグループであったというのは、とても幸せなことだなと思います。その後色んなジャンルのオタクをしたけれど、ベースは彼ら。人生で初めて「好きなものにハマる」ということを教えてくれたのがSMAPでした。

 

……ここからは、イチゆるファンの私見を書かせて頂きます。あくまでも私が感じたことなので、事実とは異なる点もあると思いますし、他のSMAPファンの方々がみんな私と同じように感じていらっしゃる訳ではもちろんありません。現時点ではわからないことばかりで、あまり憶測でものを言うべきでないのはわかっているのですが、それでももどかしくて何か書きたくて。それをご理解頂ければ幸いです。

水曜日の朝、突然飛び込んできたニュース。今まで解散報道は何度かあったけれども、昨年の文春騒動があってからは状況が違う、リアリティが違う。今回はマジかもしれないと思った。そしてついにNHKにまで取り上げられる。ジャニーズ事務所が事実を認める内容のFAXを出した。「たしかに、この件について協議・交渉がなされている事実は存しますが、そのような状況下であるため、詳細についてのお問い合わせについてはお答えできません」だそうだ。まず「独立問題」っていう言い方がなんか嫌だ。なんだ「問題」って。自分達が招いた事態じゃないか。

……と、感情的になってしまうところもあるのですが、それを一旦置いておいて、できるだけ冷静に状況を振り返ってみたいと思います。

そもそもこの「派閥問題」と言われる一件が公になり始めたのは、ちょうど1年前に発売された週間文春の記事*2。取材中に、副社長のメリーさんは、飯島さんに対して厳しい言葉を浴びせるという衝撃的なものでした。では、この派閥問題というのが本当にあったのか。それはこちらの記事がとてもよくまとめてくださっていました。

ジャニーズ事務所派閥騒動とはなんなのか SMAPファンの立場から - WEBスナイパー

SMAPファンの立場から書かれたこちらの記事にとても共感しました。補足させて頂くと、そもそもSMAPは飯島さん担当という時点でイレギュラーであり、ハブられてしまう立場だったのだと思います*3。多くのグループがメリーさん・ジュリーさん管轄の営業一課。そしてSMAPは島流し的な庶務二課といったようなイメージ。だからメリー&ジュリー*4の中では、SMAPは元から眼中になかった。でもこの時点では、SMAPと他のグループがあまり共演しないことを、一般の視聴者は「SMAPは特別だからだろうね」「格が違うってことなんだろうね」と理解し、あまり疑問に思うこともなかったんだろうだと思います。内部にとっては庶務二課だけど、その実力や影響力が大きいがために、外部にはそうとは思われていなかったと。

ところが2011年頃から、Kis-My-Ft2Sexy Zoneなどの担当を飯島さんがするようになり、SMAPとの共演も多くなった。すると、SMAPが共演するグループとしないグループというのが明らかになってくる。そこで若いジャニーズファンや一般視聴者、マスコミにもその異常さが知れ渡るようになり、いつからか「ジュリー派」と「飯島派」と呼ばれるようになってしまった。ただ、以前から見てきた方にとっては、後輩たちは島流しの庶務二課になぜか入ってきた新人のようにも思えたのではないでしょうか。だから私は、「派閥」と言うよりも、「後輩たちはSMAPと一緒だったがゆえに、営業一課と一緒に仕事ができなかった」と言う方が自分の感覚に近い気がします。SMAPファンの中にも、「SMAPがハブられているのは諦めているけど(仕方がないけど)、後輩たちがかわいそう」「SMAPが他のグループと共演出来ないのは前からだったのに、急に派閥と言われるようになって違和感」という意見もいくつかお見かけしたことがあります。

そしてそれは、メリーさんにとっても同じだったのではないかと推察します。庶務二課が営業一課と同じ格で張り合っていると思われている、なんて予想外だった。だから「派閥があるなんて恥」「派閥が本当にあるんだとしたら飯島を辞めさせる」などと語気を荒げたのではないかと。でもさぁ、思うんですけども、そんなに嫌なら、そもそも後輩たちを庶務二課に行かせなければよかったのに。なんでキスマイ達は飯島さん担当になったんでしょう。SMAPだけを担当させておけば、世間がその異常さに気付くことも遅くなり、派閥なんて騒がれることもなかったのかもしれないのに。後輩たちがここまで人気出ると思っておらず、対等に肩を並べる派閥になるなんて思ってなかったってことなんでしょうか。事務所の内部のことなんて所詮私にはわからないことだらけですが、中でもこの点が一番気になるところです。

 

そんな訳で文春のインタビューでは、メリーさんは「派閥があるならすぐに飯島を辞めさせる」などと言っていますが、その後すぐに表立った進展はなし。それが1年経って、飯島さんが辞めることが確定となり、その情報をキャッチした週刊新潮が、2016年1月14日発売の紙面に掲載。しかしその前日、1月13日に、日刊スポーツとスポーツニッポンが掲載。この2紙のうち、日刊スポーツはジャニーズ側からのリークではないかと言われているようですね。本当かどうかはわかりませんが、確かに日刊スポーツの方は特に、事務所及びメリーさん寄りの記事が多いと感じます。例えばこんなの。*5

SMAPは、アイドル王国ジャニーズ事務所の中で孤高の存在だった。

事務所が主催するビッグイベントなどに他のグループがこぞって集まる中、距離を置いて参加しないことが多かった。毎年、大みそかに所属アイドルが総出演して東京ドームで開催するカウントダウン公演に出演したことは実は、1度もない。また、自分たちのレギュラー番組でジャニーズタレントと共演したり、他のグループなどの番組にゲスト出演することも、ほぼなかった。また、SMAPのメンバーが、連続ドラマや映画に主演した作品に、ジャニーズの後輩アイドルが出演することは、ほとんどなかった。他の人気グループとは明らかに一線を画した活動を続けていた。

(中略)徐々に“王国”の中で居場所を見つけていく流れが生まれつつあるようにも見えたが、長い時間をかけて出来上がった「距離」を縮めることはついにできなかった。

(アイドル像変えたSMAP、後輩台頭も孤高のまま 日刊スポーツ:2016年1月13日)

「孤高の存在だった」って言うとなんか聞こえはいいですが、その内実は共演させてもらえなかった、避けられていたっていう部分が多かったのではないでしょうか。それなのに、「他の人気グループとは明らかに一線を画した活動を続けてきた」とか「『距離』を縮めることはついにできなかった」とか、SMAPの方から距離を置いてきたことを決定づける書きぶりです。素晴らしいテクニックですね(苦笑)

もう一個。

(飯島氏が)タフな交渉力やタレントを守り抜く剛腕も業界では有名だ。それは事務職時代、デスクとしてメリー副社長の秘書的な役割も果たし、その仕事ぶりを見てきたからこそ身に付いたスキルと指摘する芸能関係者もいる。お手本にした副社長と対立し、ジャニーズ事務所を離れようとしている今の状況は、何とも皮肉に思えてならない。

(対立するメリー副社長の下で仕事覚えたSMAPマネ 日刊スポーツ:2016年1月15日)

これ、本当でしょうか。もちろん真偽など私にはわかりませんが、客観的な証言がない状態でのこの書き方はいかにも「お手本にしてきた人を裏切って独立しようとしている恩義のない人」というイメージをつけようとしているように思えて、この21世紀の情報が溢れている時代にここまで露骨な印象操作をする新聞社があることにびっくりしています。すごいな(←褒めてはいないよ)

では、最初に情報を掴んでいたと思われる週刊新潮はどうなのかというと、メリー寄りではないものの、中立的でもないし、飯島寄りでもないように思えます。記事の内容は、「飯島氏は自主的にやめるのではなくパワハラによって解雇された」としているものの、後半は「飯島氏と一緒にSMAP全員独立する予定だったのに、直前で事務所に残ることを決めた木村は裏切り者だ」という論調です。これじゃ、何でもいいから木村を叩きたいっていうだけなんじゃないだろうか。うーん、どこも納得できる記事がない。

 

そんなことを考えていた昨日18日の昼、事態は思ったよりも早く動いた。突然入ってきた情報。SMAP本人が、生放送で自らの心境を語るということだった。この時点では私も楽観的な見方で、きっと具体的な説明はなされないだろうけれども、5人がこれからもSMAPとして活動しますって笑顔で言ってくれることを期待していた。でもそれでうやむやになったら嫌だなぁ、ちゃんと責められるべきは責められ、正されるべきは正されてほしいなぁ……。

……ところが、実際、昨日のスマスマで流れた映像は、そんな楽観的な私の期待を、全部ひっくり返されるものだった。

5人はカメラを向いて話している、ちゃんと生放送で話している。けれども、その5人が語りかけているのは、ファンや視聴者ではないと思った。SMAPの言葉が私の胸に届かない。こんな感覚は初めてだった。今までは、例えテレビ画面越しでも、東京ドームの天井席くらい離れたところでも、彼らの言葉が私の胸に届かないって思ったことなんてなかったのに。

どんなに苦しい状況だって、希望を見失わない人達だった。それを疑ったことなんてなかった。でも昨日のあの生放送は何だ。苦しそうでつらそうで、何かに脅えているような表情で。昨日の放送で、経緯は何も語られなかった、何もわからなかった。ただ一つわかったのは、SMAPという国民的アイドルでさえ、時代を作った先駆者でさえ、日本のトップスターでさえ、事務所の上層部と揉めたら、重い制裁を受け、見せしめのような謝罪パフォーマンスをさせられるということだけだった。

この恐怖映像が世間に与えた影響は計り知れない。世間の常識を打ち破り、新しい時代を作ってきた、「希望」のシンボルのような人達が、ほんの一週間のうちにそれが全部はがされた状態で世間に晒されるなんて、誰が予想しただろうか。あの映像を見た多くの人に、「結局世の中、最後は権力につぶされるんだ」って、無力感と敗北感が広がったんじゃないだろうか。この会見を主導した人達は、これで本当に世間が全員「よかったねよかったね」って言ってくれると思っていたのか?思っていたなら、あまりにもセンスがなさすぎる。そんな人達しかいないのか。

 

13日から、自分のスタンスがぐらぐらに揺らいでいました。色んなファンの方に、色んな意見があって、そのどれもが一理あると思えたから、納得する部分があったから。そしていわゆる「派閥」問題に関しては、どちらか一方だけに非があるというような意識は極力持たないようにしようと心がけていた。いちファンとしての何となくの印象だけれども、最初から色々なテレビ局にガンガン売り込んで売っていく飯島さんと、長い目で見てじっくりタレントを育てて一気に花開く時を待つジュリーさん、それぞれ一長一短があるし、どちらがいい悪いは一概には言えない。事実、SMAPだってジャニーズにいるということでの恩恵を受けていた部分も色々とあったはず。もちろんあの壮大で迫力ある煌びやかなコンサートだって、様々な大型タイアップだって。そして何より「ジャニーズなのにジャニーズっぽくない」ということこそが人気の源泉というのがあっただろうから。そこを無視しては語れないと思っていました。

でも、昨日の生放送を見てはっきりと固まりました。派閥とか、今までの扱いとか、そういうの抜きにして。私にとっては、あの謝罪会見パフォーマンスだけで、これ単体で、十分にブチ切れる理由に値します。私はブチ切れました。SMAPに公共の電波を使って謝らせて、こんなに苦しそうな表情を全国放送した屈辱的な仕打ちは、いかなる理由であれ許されるものではない。信じられない。

 

……長々と書いてきてしまいましたが、客観的に見て今一番おかしいと思っているのは、どのメディアもこの問題の根本的なところを伝えていないと感じられるところです。

SMAPが今まで事務所内でどんな立場だったのか。なぜ飯島さんは辞めるのか。本人の意思なのか、社内パワハラ・いじめの結果なのか、それとも解雇なのか。解雇なのだとしたらその理由は?

なぜメリー&ジュリーは彼女を気に入ってないのか、マネジメントの方針の違いなのか、私怨からなのか。そんな中で副社長が一社員を自分とは違う方針だからと言って解雇できるのか、していいのか、それは法律上許されることなのか。同族経営のメリットとリスクとは何か。もちろん、全ての責任がどちらか一方にある訳ではなく、双方が歩み寄れる方法はなかったのか。何より、こんな内部の事情が世間に知れ渡ることは会社の損失ではないのか。

そもそもSMAPは本当に事務所を離れようとしていたのか。もし本当にそうならそこまで至らせた要因は何なのか。そして、芸能人が事務所を移籍するということがこんなにも難しいなんて、人道的な観点からして許されていいんだろうか。

この辺りの問題が全然解決していないのに、「SMAP存続決定してよかったよかった」みたいなテンションにはとてもなれません。どこか報じてくれるメディアはないものだろうか。 ないだろうなぁ、特に最後の芸能界の在り方に切り込むところなんかは…。こんなこと報じるメディアは全芸能事務所を敵に回すようなもんだろうしねぇ。

今のところ、私の考えていることに近いのはこの辺りの記事でしょうか。

 

bylines.news.yahoo.co.jp

 

www.bengo4.com

 

 

アイドルなんて夢を見せる世界なのだから、本来、こんなに綺麗じゃないところは見せるべきではないし、当然ファンが全部知る必要などないと思っている。けれど、もうここまで表に出てきてしまったから、この際ならこの機会に徹底的にやってほしいと思っているところもあるのだ。

以前も書いたけれども*6、芸能事務所は普通の企業やメーカーとは違う。その企業の方針に対して納得できないと感じる点があっても、「商品を買わない」という点では抗議が出来ない。CDを買わなかったり、チケットを取らなかったりしても、自分一人のその行動だけでは何の影響力もないし、その上、自分が好きなアイドルが輝いているところを見られなくなって、自分が損をするだけだ。だから今回も、きっと多くのジャニーズファンの皆様が「これはおかしい」って感じただろうけれども、きっと事務所の損失的には大したことにはならないんだろうなって思う。それがわかっているからこそ、ここまで強硬な態度がとれるんじゃないかな。

「それも含めてジャニーズ事務所だから」と、全部ひっくるめて愛していらっしゃる方は、それはそれでいいと思うんですけれども、でも、「おかしいし納得できないけれどこのやり方に従うしかない」って苦しい思いをしているファンの方もきっといるはずだ。もう何度もそういうことが繰り返されてきた。そしたら、ここが、もしかしたら最初で最後のチャンスなんじゃないか。様々なことを乗り越え、成し遂げてきたSMAPが最後に挑むのは、ジャニーズ事務所、ひいては他の事務所も巻きこんだ、芸能界改革なのかもしれない。もう、誰が悪者かを決めるのではなく、ここからだ。「SMAPですら何も変えることはできなかった」というあの世間に絶望感をもたらした生放送から、そこからもう一度立ち上がって何かを変えることが、SMAPならできるんじゃないかって、思ってしまう。

どんな結末になるのかはわからない。でも今一番に思うのは、まずは、今までのSMAPSMAP自身の手で取り返してほしいということだ。あの生放送の姿は、今まで見てきたSMAPではなかった。色々無責任に期待する内容を書いてきた後に何なんだけど、それを第一優先にしてほしい。どうか、今までのSMAPに帰ってきてほしい。

 

 

最後に。

はっきり言って、ファンは大丈夫だと思うんだ。「公式は中居だ、中居の言葉を待て」っていうのが常識になっているし、木村のラジオでの「信じてついて来てください」とか、この前の生放送がおそらく本来のSMAPの姿ではないことはみんなわかっているから。

けれど、世の中には、スポーツ新聞に書いてある真偽不明な内容を全部信じている人もいるかもしれない。「事務所に楯突くなんてありえない」とか「SMAPがワガママ言ったせいで対立したんでしょ」って思う人もいるかもしれない。どんな理由があれ揉め事が表面化してる時点でプロ失格、と思う人もいるかもしれない。ジャニオタさんの中には、「私は平和に自担を愛でてたのにSMAPがひっかきまわしたせいで!」って思っている人もいるかもしれない。

仕方ないこととは言え、そういう厳しい目はきっとあるだろうし、私はそれを思うとどうしても胸が痛いんだ。世の中の全ての人に好かれる人なんていないけれども、できることなら少しでも理解してくれる人を増やしてほしい。「ファンだけが彼らのことをわかってればいい」という存在にはなってほしくない。なぜならSMAPこそが、今まで「ファンじゃない人」を味方につけてきたからこそ、ここまで大きくなってきたグループだからだ。別にファンじゃないけどSMAPの名前は知ってる、別に好きじゃないけど学校のお楽しみ会で歌を歌ったことがある、別に好きじゃないけどたまたまテレビをつけたらスマスマやってて面白かった……。そうやって、「別に好きじゃないけどなんか気付いたらSMAPが近くにいた」って、きっと多くの人にとってそういう存在だから。だからこそ、そういう人達にわかってほしいんだ。

でも、錯綜する情報の中で真実を見極めるなんてもう不可能に近いし、ただでさえ日本中を巻き込んだ大騒動になっているわけで、その時点でマイナスイメージがついてしまっている。それを払拭するのは本当に大変なことだと思うんだけど、でも、SMAPならできるかな。できると信じてもいいかな?

 

そんなことを考えながら、Smap Vestに収録されている2曲目、Let It Beを聴いてみた。こんなにじっくり聴くのはそれこそ16年ぶりかもしれない。

 

Let It Be Your Life 不器用で 下手でも 愛しい人生さ

Let It Be All Right 賢くは やれないよ

 

もう、SMAP自身のことにしか聞こえない。もっと上手くやってほしかった。もっと器用にやってほしかった。でも、綺麗じゃなくて、カッコ悪くて、ひたすら現実に即しているからこそ、これだけ幅広い多くの世代の人に支持されるようになったのかもしれない。

 

Let It Be=あるがままに、なすがままに、自然の成り行きにまかせろ

きっと最後はなんとかなるって、無責任に信じちゃってもいいかな?

  

 

Smap Vest

Smap Vest

 

 

 

(参考にさせていただいた記事やブログ様一覧)

SMAP、ジャニーズやめるってよ - Everything you've ever Dreamed

SMAPのあれやこれや - over and over

飯島マネ今月退職決定!でも恩知らずはメリー副社長のほうだ!SMAPだけでなくジャニーズが今あるのも飯島のおかげ|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見*7

35年勉めて幹部もやった会社を辞めることになったので、愚痴る。*8

Let it be の意味を分かり易く説明

Let it goとLet it beの違い。実は全然違う? | 個別指導学院Core -コア- | 西川口の個別指導塾

 

*1:ちなみに私がSMAPゆるファン13年と言っているのは、この3年間を除いた年数を申告しています

*2:http://www.johnnys-watcher.net/article/412747661.html

*3:もちろん本当のところはわからず、飯島さん側が敢えて共演させていなかった可能性もあるかもしれませんけれども

*4:←コンビ名

*5:リンクを貼ってしまうとアクセス数を伸ばすことになってしまって嫌なので、貼らないで本文引用だけで済ませますね

*6:http://mgmcnlife.hatenablog.com/entry/2016/01/10/233033

*7:こちらは少々客観性に欠け、過激な表現が多いのが残念。でも、当時の社会的背景と照らし合わせながら飯島さんの功績を整理している点ではよくまとまっていると思います

*8:とても面白かった。嫉妬を覚えるほどの抜群のセンス。私にはこういう感覚が全然ない、羨ましい