重箱のすみ

こんな世界で戦う7人のことを書きたくて

諦めず立ち向かえ 危ない道選んで ―SixTONES CHANGE THE ERA 201ix 雑感―

SixTONESのパフォーマンスを初めて生で見たのは、2017年のさいたまスーパーアリーナでのJr.祭りのステージで、その時から迫力があるグループだなと思っていた。JAPONICA STYLEが少クラで初披露されたときには、曲も衣装もパフォーマンスもとても気に入って、何度も繰り返し見たりしていた。ジャニーズごとは全然関係なく、京都に旅行に行った時に、新幹線内で聴いたりして、個人的BGMにしたりもしていた。

そんなわけで彼らのことはもちろん以前から知っていたわけだけども、私の中で一番の大きな転機は、やっぱりYouTubeのジャニーズJr.チャンネルだ。

私はもともとTravis Japanが気になる存在だったので、Jr.チャンネルが始まってから本格的にトラジャを推そうと決めたわけだけれども、それだけではなくSixTONESの動画も本当に楽しく見させてもらった。まず、パフォーマンスをしている時のガツガツしている彼らしか知らなかったので、素がこんなに愉快でうるさい人達だなんて全く思っていなかった(笑)(褒めています)。今じゃ信じられないことだけれど、一年前は、6人のキャラもよくわからなかったし、きょもほく不仲のことも知らなかったし、この6人の中では樹がMCをやるんだということすら知らなかった。

そんな私が、動画を見るたびに、彼らのギャップにハマって行った。パフォーマンス動画のガツガツ感と、企画動画のバラエティ力の高さ。いつの間にか、毎週金曜日が楽しみになり、一週間を頑張る糧になった。YouTubeアーティストプロモで品川駅に大きな看板が掲げられた時には、当日に見に行った。元気が出ないときは彼らの動画を見て気持ちを奮い立たせた。そうやって、一年間頑張ってきた。そしていつしか、絶対に彼らの現場に行ってみたいと思うことになった。

横浜アリーナの単独公演は全滅で、今回はあきらめるしかないと思っていたところ、ご縁があって、チケットをお譲りいただき、3/21の夜公演に行かせて頂きました。本当に本当に楽しい一日を過ごさせて頂いて、本当に本当に、皆様の優しさに感謝しかありません。本当にありがとうございました。

 

前置きが長くなってしまったけれど、そんなわけで、私が見たCHANGE THE ERAの感想を書いていきたいと思います。本当は一曲ずつパフォーマンスの感想を書きたいのですが、それをやっているといつ終わるか見当もつかないので、全体の印象を。ネタバレを含みますのでご了承ください。

 

 

まず全体の印象として、一曲一曲の演出が斬新で、刺激的なものばかり。「魅せる」ということに特化している。「こんな演出見たことない」「こんなセット見たことない」の連続だった。でもそれが、ただ派手にすればいいというわけではなく、一曲一曲の世界観に合ったものをしっかりと考えられている。

登場からやられたと思った。ネタバレを見なくて本当に良かった。メンステモニターに映ってるのがシルエットだとはすぐ分かったんだけど、そのあとにあんな装置で上から出てくるなんて全く思っていなかった。これはズルい。天才の所業だ。上から登場したときには圧倒的なオーラがあって、彼らを見上げた時のあの感覚は忘れられない。コンサートが始まって最初に思ったのが「これはデビュー組ではないのか?デビューコンではないのか?」という気持ちだった。選曲も大天才。また、開演前、センステにセットのように置いてあるジャケットを、それを上から登場してはおることになるなんて全くイメージしていなかった。本当に天才だし、先に見せておくことで「そういうことがしたかったのか!」ってなるよね。

さらに、彼らはやっぱり、「映像作品としてどう見られているか」ということを非常によくわかっているなと思った。その場のダンスや歌のパフォーマンス自体にももちろん迫力があるんだけど、それ以上に、これが映像というパッケージになった時にどう見られるかというのをしっかり考察している。ジャポでの本人達が見えなくなるほどの紙吹雪は、このコンサートの様子が映像になったときのことも考えられているんだろうなぁ。加えて、MVの再現のようにも見え、このYouTubeのプロモーションから彼らのことを知った人を歓迎しているような吹雪にも感じられた。

そして、観客に「今誰を見て、どこを見て、何をしてほしいのか」を理解させるのが本当にうまい。サイドのモニターをいつつけるのか、いつ使うのか。自然な流れでペンライトを消させるのはお見事だったし、それ以外にも、メンステのセンターのモニターしか使っていないところとか。北斗のソロでも、確か本人が移動していった先のモニターだけつくみたいなことがあったと思う。本当に、演出を細部までよく考えている。それができる理由は、この6人でやってきた様々な積み重ねがあるからなんだろうなと思った。

 

好きな曲、好きな演出を挙げればキリがないんだけど、あえてここでは2曲選ぼうと思う。

中盤に披露された、KAT-TUNのYOU。普段、派手な装飾があったり、メンバーそれぞれのキャラクターに合わせて作られている彼らの衣装だが、この曲では揃いのストライプスーツ。彼らのスタイルの良さが強調されて、とても大人っぽく洗練された印象になっている。そんな中で披露されたこの曲は、センターステージに椅子が6つ輪になってならんでおり、上からマイクが降りてくるという斬新なセットだった。けれども、演出はいたってシンプルに、そのマイクを手にしながら歌うだけ。派手な演出やダンスの後に披露されたその曲は、会場全体を温かく柔らかく包み込むような印象だった。

ギラギラとしたパフォーマンスを繰り広げていた彼らが、優しく歌う。

『あなたのために生きていいかな』

思わず涙がこぼれそうになった。もう十分私たちのために生きてくれてるあなたたちがそう言ってくれるなんて。普通の人の、普通の生活を手放してまで、私達のために生きてくれてるあなたたちが、そう言ってくれるなんて。悔しいことも、我慢したこともたくさんあるだろうに。こちらの愛をそれ以上で返してくれてる、そう素直に実感することができたんだ。

 

そしてもう一曲。

さんざんKAT-TUN曲をやっておいて、最後の一番盛り上がるブロックは、自分達のオリジナル曲だけで固めてきたというのが、何とも彼らのこれからの攻めの姿勢を表しているように思えた。その中の、「BE CRAZY」。

元々大好きな曲なんだけど、このライブの終盤に、センターステージで力強く歌う姿に、いっそう胸を打たれた。

諦めず Want you 立ち向かえ Want you 危ない道選んで

運命を懸け 心燃やして 常識なんて蹴散らして

 

今までの彼らを何にも知らない私が言うのもなんだけど、特に2018年からの彼らの一年間は、まさにこの言葉を体現する一年間だったのではないだろうか。そう、『危ない道選んで』という言葉の通り。

今の彼らを見続けることができるのは、きっと幾度となく迷った彼らが、この道を選び続けてくれた結果だ。

今の彼らの姿は、危ない道を選び続け、必死でここまで、自分達の人生を賭けてきた証だ。

それを見せてくれてありがとう。この一年間、どれだけあなた達に私の人生を支えていただいたか、言葉で言い尽くせません。

 

SixTONESは、「Jrなのにこんなことまでやっちゃう」というのが魅力ではあるけれど、どうかそれが「Jrでもここまでできるんだからデビューさせなくてもいいだろう」という言い訳にならないようになることを祈るばかりです。

新しい時代が、彼らがさらにさらに大きく飛躍する時代になりますように。

  

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余談ですが、今年のはじめ、私の大学時代からの大切な友人が突然ストにハマり、今回一緒に行ってきました。彼女とは長いお付き合いで、仕事のことも将来のこともなんでも話せる間柄。そんな彼女と、また新たに一緒に楽しめるものができて、本当に毎日楽しい。ストに改めて感謝です。いつもありがとう。

 

君のすべてを抱きしめるから ―Travis Japan ぷれぜんと の雑感―

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3月26日。ずーっとずっと楽しみにしていた、Travis Japan横浜アリーナ単独コンサートに昼夜お邪魔させて頂きました。
今回のチケット、もともと、多くの友人に協力してもらったのに全滅で、絶望からのスタートという感じだったのですが、多くの方にお気遣いいただいて、結果どちらも行けるようになり、本当に感謝しております。本当にありがとうございました。
すごく楽しかったし、Travis Japanにいっぱいいっぱい愛をもらって、本当に幸せな時間を過ごさせてもらいました。
……そのうえで、ちょっと一つだけ、自分の頭と心を整理しておきたいと思ったことがあったので、書いてみます。
初めに言っておきたいのが、全くもって、トラジャ本人達に対して、文句やダメ出しをしたいわけでありません。細心の注意を払って書きたいと思いますが、もしそう感じられた方がいらっしゃったら申し訳ありません。
本人達に対して文句を言うわけではなく、ファンとしての心構えみたいなものについて書きたいと思っています。一人の平凡な新規ファンが、気持ちの整理をするためにどうしたか。それが今回のテーマで、こんなことを考えていた私の経緯を書くことで、もし誰か同じような思いの方の気持ちも整理できればなと思った次第です。


今回の公演が終わった時に、私はどうにも複雑な心境になってしまっていました。
本当に楽しかった、本当に幸せな時間だった。キラキラして、ワクワクして、エンターテインメントの魅力を存分に味わわせてもらった。それは本当に本当。
なのに、心の中に引っかかるものはなんなのだろう。
1つ1つのパフォーマンスは素晴らしいのに、なんだかファンサ曲が多くて、がっつり踊る曲が少なかったような気がしてしまう。
いろいろな雑誌での言葉を読むたびに、彼らは去年の横アリのことを相当反省していて、「アリーナサイズで7人だけコンサートを見せる時の苦労」があるということも垣間見えていた。例えばその一つとして、去年は全員でスタンドのトロッコに乗ってしまったから、アリーナがスカスカになってしまったということを言っていた。
だから今回はそこに対して、相当気を使っていたということは本当によくわかった。例えばファンサ曲をライブの前半と後半に分けて、どこの席にいても置いてけぼりになる観客が出ないように考えられていた。けれどその分、ちょっと長くなってしまったんじゃないかな…とか。
そんな中で、3/27に発売されたステージナビを読んでみると(当然取材時点ではまだコンサートをする前)、滝沢プロデューサーに「トラビスは踊りすぎなくても、いいんじゃない?歌うだけの曲があってもいいんじゃない?」と言われたということが書いてあって、ああ…そっか……なんて思ってしまったり。

 

でも、少し気持ちを落ち着けて、冷静に考えてみると、私がこんなに複雑な気持ちなのは、ファンサ曲の問題ではないのかもしれない。
ちょっと多いかなとも思ってしまったのだけれど、数えてみると、全体で33曲(アンコール含め)の中で9曲だけだ。それも、メドレーみたいな感じで使っていた曲も多いから、全体としてそこまで長いわけではない。
それに、彼らが「そんなに踊らなくてもいい」と言われたのは、今回が初めてではない。前回のサマパラでも、スタッフさんからそういう意見があったことを雑誌で明かしている。確かしめちゃんが「踊らなくてもいいから歌え、なんて初めて言われたよね」と言っていた。サマパラでも、例えば「Wait for you」のバラードバージョンで歌うところも素晴らしかったし、今回のまつくプロデュースの「街」も、それぞれの個性にあった歌割りが決められているんじゃないかと感じられて、なんともドラマティックで美しかった。
だから、踊る曲を極端に減らしたわけでもないし、歌だけで魅せる曲もそれ特有の魅力があったし、私はおそらくそこに対して納得してないわけではない。

 

じゃあ、私は今回、何に期待していたんだろう。それでセトリを見返してみて、今回一番好きだったパフォーマンスが、「愛のかたまり」だったことに気が付いた。
去年の横アリ以来、一年越しに披露してくれた楽曲。ずっとメインステージで踊っていた去年とまた演出を変え、曲中に踊りながらメインステージからセンターステージへ。しかも、センステの回転するステージに一人ずつ乗っていく。そのあまりに統率されたパフォーマンスは、まるで絵画を見ているかのような美しさだった。思わず鳥肌が立ってしまうほど。
そうか、私が彼らに求めていたのは、クラシカルなジャニーズ像、舞台のような雰囲気、そんなパフォーマンス。
本人達を責める気など一切ないし、本人達に悪いところなど一つもない。
ただ、「自分の求めるものとちょっと違う」と感じてしまった時、
ファンは、どうすればいいんだろうね。

 

もともと、私がTravis Japanにちゃんと出会ったのは、2017年のジャニーズJr.祭り追加公演の、さいたまスーパーアリーナでした。
その時は、「Travis Japanってダンスが上手なグループなんだよね」程度の知識しかなかった。たくさんのグループが入れ替わり立ち代わりパフォーマンスを披露する中で、彼らが登場した時の雰囲気の変わりようは今でも覚えている。美しく切なく、重厚感のあるパフォーマンス。さいたまスーパーアリーナにいるのに、帝国劇場にいるかのような空気になった。私は一瞬で彼らに夢中になりました。
その後、2017年9月のジャニーズアイランド。6人になったばかりの彼ら。色々と複雑な夏を乗り越えてきたことは、レポで見るだけの知識しかなかった。何も知らない私が、彼らのことを好きって言えるのかな。そんな資格あるのかな。そう思いながら入って、その時に初めてIt’s BADを生で見ました。これはたまアリの衝撃をさらに超えてくるものでした。派手な衣装でもない、派手なセットもない。それなのに、2階のA席に座っている私のところまで、迫力がダイレクトに伝わってくる。
終演後、隣の席に座っていた友人に、「ねえ、トラジャに対してだけ明らかに拍手が大きかったのバレてるよ(笑)」と言われ、私はそこで、自分が彼らへの思いを一層強くしたことを自覚したのでした。
そう、そういう経緯があったので、私が彼らに求めていたのはそういうパフォーマンスで。だから今回、It’s BADがセトリ落ちしてしまったこととか、あとはDance With Meを踊らずに、ファンサ曲になってしまったのも、自分でも驚くほどにショックだったのだなと気付いたのでした。DWM、トラジャと一緒に踊りたかったし、あの、一曲の中にミュージカルのようなストーリーがあるパフォーマンス、しっかりと披露してほしかったな……。
今まで、「(新規なので)わからないことが多い」ということに戸惑ったことはあるのだけど、「期待してたものとちょっと違う」ということはなかったのだなぁと思い知らされ、そんな感情になるとは思っていなかったので、自分にびっくりしてしまったのだった。

 

ただ、もちろん、彼らが今回、言うなれば「舞台っぽい曲」を少なくしたのも、もちろん理由は想像できます。先ほどの話に戻るけれど、トラジャは去年の横アリ単独の反省点をいろんな雑誌で語っていて、「お客さんに声を出してもらう曲が少なかった」とか「広い舞台でダンスを大きく見せようとするとシンクロが崩れちゃうからそのバランスが難しい」とか。
それをふまえて思い返してみると、去年とは比べ物にならないくらい「アリーナサイズでのコンサート」の作り方が上手になっていると思う。会場を広く使ったり、おいてけぼりになるブロックがないように工夫したり、あえて踊らずに立ち姿だけで魅せたり。
今はまさに、彼らの中でも、舞台からコンサートへ、劇場からアリーナへと、自分達の見せ方の選択肢を広げているところなんだなと思ったし、こちらはその挑戦を理解して、応援することしかできないなと思いました。

 

本来、アイドルに対して、「もっとこうしてほしい」「どうしてこうしてくれないの」「なんでわかってくれないの」みたいな感情を持つのは、あんまり健康的なことではないと思っています。もちろんこれは、他の方の応援スタンスに口を出すわけではなく、自分のスタンスの話。私は一度、過剰な期待をアイドルに押し付けてバーンアウトしてしまったことがあるので、自分にはそれは向いてないし、できればまたそうはなりたくないなと自覚した次第です。
でも今回、なんでそういう感情になってしまったのかって思ったら、「これをやってくれて当たり前」だと思っていたからなんだろうなあ。イツバはセトリに入っていて当たり前。DWMは踊って当たり前。シンクロダンスを見せる、去年のサマパラの舞台っぽい曲を集めたような、ああいうブロックがあって当たり前って。
自分がいかに、無自覚に理想を築いて、それを押し付けていたか。もう二度とやるまいと思っていたのにと、少々自己嫌悪に陥っていたところでした。
そんなことを思いながら、冒頭で述べた、3/27発売のステージナビを読んでいると、宮近さんのコメントのところに、こんな風に書いてありました。
『横アリも、新しいTravis Japanが見られると思いますので、僕らからのプレゼントを受け取ってください。そして、感想もお待ちしています!』
……「感想もお待ちしています」ですって……。
あー、敵わないな。
きっと、私と同じような気持ちの人がたくさんいるであろうことも、全部わかってるんだろうね、あなたは。
心底、宮近さんには敵わないなと思いました。いや、戦ったことないけど。
じゃあ、言うね。
本当に、コンサート自体はすごい楽しかった!すごい楽しかったし、ファンに愛と感謝のプレゼントを届けようとしてくれてることは本当によくわかった!だけどね、私は去年の横アリも、本当に楽しかったんだ。だからね、個人的には、もっと観客がおいてけぼりになるくらい、自分達の世界に入ってガシガシ踊る曲を増やしてもいいよ!Break The Chainsで、鉄骨のジャングルジムみたいな巨大セットに乗って登場したのも本当にかっこよかったけれど、派手なセットもなく派手な衣装でもなく、ただシンプルに踊るだけの曲でも、十分魅力的だよ!それが例えアリーナサイズの会場だったとしても!
……まあ、でも、そのバランスも、これからまた調整してくれると思うし、みんなの挑戦は、きとまだまだ始まったばかりだから。それを今後ものぞかせていただきたいと思っています。


私がコンサートに行きたい理由は、Jr.のコンサートは円盤化される可能性も低く、現場に行かなければ二度と見れない可能性が高いということももちろんですが、それ以上に、その場所に行かなければ見られない「景色」があるからだと思っています。
今回も、新しい景色をたくさんたくさん見せてもらいました。
開演前に広がった、客席一体のペンライトが一気に転倒してカラフルなお花畑のような光景。
OPのセンステ上から登場してきたときのキラキラの紙吹雪の中に浮かび上がる7人の姿。
Tonightの大サビ前で手を上げるフリとシンクロする真っ直ぐな白い光も美しい。
Vanillaで、大きなメインステの画面に映し出される7人のシルエットも最高にカッコよかったなあ。
Maybeの照明はまるで満天の星空のようだった。
そして、新曲VOLCANOでは、特効の炎の熱さとともに、彼らの熱までそのまま伝わってくるようでした。

 

彼らからの、たくさんの愛と感謝というプレゼントをもらった後の終盤の曲「GIFT」には、こんな歌詞がありました。
『君のすべてを抱きしめるから』
彼らのために何にもできてないこんな、平凡ないちファンにも、そう言ってくれる彼らのために、

私も彼らにそう言えるファンに、なれるかな。

 

 

このブログについて

はじめまして。さゆと申します。

13年間くらいゆるゆるとSMAPのお茶の間ファンをしていたのですが、2015年のはじめ、Kis-My-Ft2に突如ハマってしまいました。さらに、2017年ごろからジャニーズJr.のTravis Japanも気になり始め、2018年にその思いが爆発しております。ジャニーズの世界についてはいつまで経っても新参者ですが、いろいろと書きたいことが出てきたのでブログに思いの丈をぶつけております。

以前からファンの方は、「そんなことも知らないの?」「常識でしょ」という場面も多々あるかとは思いますが、温かい目で見守って下さると幸いです…>< 逆に、キスマイのことをもっと知りたくてこのブログに辿りついた方は、私のブログは本当に単なる一意見ですので、ぜひここだけではなくて色々な方のブログをお読み頂きたいなって思っております(何様発言ですみません)。

基本方針として、スターを付けて頂いた方には、その方のブログにおじゃまして、一番好きな記事にお返しスターを付けさせて頂こうと思っております。ただ時々、どなたまでお返しスターをしたかわからなくなってしまう時がありまして、その場合に見落としているかもしれませんがご了承ください。

Twitterは、さゆ (@mgmcnlife) 。テレビ実況、口悪い表現多めになっておりますので、お好みに合わせて、ブログと一緒にお楽しみください。

記事が増えてきたので、今まで書いた中で、たくさんスター頂いたものを中心にまとめさせていただきます。

 

SMAP解散騒動について

Let It Be ―ゆるゆるSMAPファン13年目の私が今思うこと― 

アイドルは誰の方を向くべきか?

拝啓、未来の私へ 

 

 

Kis-My-Ft2

この時代のチャンピオン

 そもそもなぜキスマイなのか

 

1番になれない人の物語 

「極端」だから、だからあなたが好き

   そもそもなぜ千賀健永なのか

 

君は心照らす太陽 

 舞祭組に対しての私の想い

 

デパートの屋上が似合うね 

 スーツ着て踊る4人は、一般社会の中にいるヒーローのようだった

 

わたしが勝手に選ぶ、千賀健永さんの印象的なコメント2015

   新しいことに挑戦する千賀さんのことを応援していきたい

 

 

アイドル考察系

朝井リョウ『武道館』を読んで ―なぜアイドルは恋愛を隠さなければいけないのか?― 

 たくさんのスターありがとうございます。

 アイドルファン初心者が考える、アイドルと恋愛。

 

『メンバー』という存在。

 彼らにしか手にする事の出来ない絆

 

ジャニーズ文化と "Me,We,Now" 

 「ジャニーズ」というだけで否定的に見られてしまうのはどうしてなんだろうねぇ。

 

テレビ番組・映画感想

ホントに見てない玉ヶ谷 ―改めてキスブサの魅力を考える―

 キスマイBUSAIKU!?の魅力を改めて考えてみます。

 

キスブサ アイススケート回(3/26分)感想

  やっぱりキスマイのローラースケートは本当に本当に強みだと思うので、こういう企画で定期的に世に出すべき。サブリミナル効果的に。

  

FNSうたの夏祭り雑感 ―2分半でハートを射抜け― 

 この日のキスマイは何だか神がかっていた。数年後伝説となる回を目撃してしまったかもしれない。 

 

SMAP×SMAP スマスマ初の大運動会スペシャル

 こちらはSMAPファンとしての感想の要素が強めです

 

彼らはこれからも時間を刻む ―映画『レインツリーの国』― 

  本当に素敵な作品で、いちキスマイファンとしてこの映画に出会えたことを嬉しく思います。

 

楽曲・アルバム

「11形態」に思うこと。 

 結局、多種売りってなにがダメなのか

 

私はなぜ「ドキドキでYEEEAAAHHH!!」が大好きなのかをひたすら語ります 

 想いが暴走しています

 

現場感想

DREAM BOYS(9/16) 初心者の雑感 

2015 CONCERT TOUR 『KIS-MY-WORLD』 ~9/18 @東京ドーム 雑感~ 

2015 CONCERT TOUR 『KIS-MY-WORLD』 ~9/20 @東京ドーム 雑感~ 

 

 

 

今後も随時追加していきます。よろしければお好みに合わせて、ごゆるりとお楽しみください^^

 

大いなる矛盾

私は以前から本当に、どうにも、噂話というのに疎い。彼らの不穏な話を知ったのは、今年のJr.祭り@横浜アリーナの直前だった。でも、まあ、不穏な噂が出ていたとしても、大阪のJr.祭りは特に変わったことはなかったみたいだし。そういうのは話半分で聞いておいた方がいいかな。

……そう思いながらも、心の奥底ではひっかかっていたみたいで。

3月24日土曜日。合同公演の開演前にグッズ売り場へ行く。Travis Japanのポスターと、お箸と(笑)、宮近くんのうちわをお願いする。売り場のお姉さんが商品を準備してくれて『以上でよろしいですか?』と聞く。その瞬間に思わず口走っていた。

「あっ…あと、ラブチューンのポスターもお願いします」

売り場のお姉さんは冷静に、『ラブトゥーンのポスターですね』と言って取りに行ってくれた。あー、恥ずかしい……。頭ではわかってるのに、反射的に言ってしまう。でも、表情一つ変えずにいてくれたお姉さんに救われた。

ああ、あれが最後になってしまった。私はもうちゃんとグループ名を発音して公式グッズを買うことすらできないのか。

正直に言って、あの瞬間、お姉さんに『以上でよろしいですか?』と言われた瞬間、「もしかしたらここで買わないともう買えなくなるのかもしれない」と思ってしまったから、だから言ってしまったのは、事実なんだけれども。

それが現実になると、こんなにもきついのかというのを、しみじみと実感してしまっている。

 

最初に言っておくと、私は本当に本当に、未だにJr.担を名乗る勇気すらない人で、もはやミーハーな一般人と言って差し支えないような、そういう人です。部外者極まりないので、偉そうなことは何も言えません。

なので私が何を言っても無駄だとはわかっていますが、昨日からどうにも頭がぐるぐるして、しんどくて、頭と心を整理しないと明日の生活もままならなくなりそうで。ミーハー一般人だからこそ思っていることを、とりあえず書いてみます。

 

どうしたって思い出してしまうのは2年前のことだった。

嘘でもいいから、何もなかったフリして、円満なフリしてくれればいいのに。

そんなこと無理だとはわかっているけれども、結局私が一番引っかかってしまうのはそこだった。

今回、ジャニーズJr.でありながらメンバーの退所に関するお知らせが正式に出たのは、ある種の革新的なことだった。それはやっぱり、ご丁寧な解散発表に関する文面が出てきた2年前のこととかぶる。

ちゃんと公表してくれるだけでも進歩だし、誠実であるという見方ももちろんあると思う。けれど、その一方で、ここに至るまでにどう見ても円満ではなかったのに、最後だけ円満な感じにするのもどうなのだろう。Love-tuneと彼らのファンが、今年のJr.祭りが終わった後から、一体どんな気持ちで過ごしてきたのだろうかと思うと本当にやりきれないし、その事実をかき消そうとしているように見えてならない。

そりゃ、事務所側にもいろいろと言い分はあるだろうと思う。けれど、2年前も今もそうだけれども、もう少し「何もなかったかのように見せる努力」というのをしていただきたいと思ってしまう。円満に見せる努力をしていただきたいと思ってしまう。そうしたら、それが嘘でも、ちょっとおかしいなと思っても、騙されたフリをすることができるのに。騙されたフリをしていたいのに。

 

もう一つ。

今回のメンバー退所に関する発表された文面の中には、こんな一文があった。

メンバー7名は、10代のころからジャニーズJr.として活躍してまいりましたが、20歳を過ぎ、一人の社会人としての将来を考えておりましたので…(後略)

「一人の社会人としての将来を考えておりましたので」というフレーズがどうにも気になってしまう。

もう、完全に憶測で、何の根拠もないのですが。例えば、彼らが「20歳を過ぎて、一体いつデビューできるのか」と聞いたとしたら。そして、それに対する明確な答えはなく、「とにかく頑張れ」というようなことを言われたとしたら?

 もちろんわかってる。いくらJr.として人気があっても、デビューできる確約なんてないことも。今までだって多くの人達が去って行って、でもだからこそデビュー組の輝きが一層増すことも。現役で活躍してるデビュー組だってたくさんいて、際限なく増やすことなんてできないし。それは頭ではわかってる。

でも、業界全体として考えた時にね。アイドルになりたい若い男の子をほぼ独占的に集め、育て、売り出す権利を持っている事務所が、その子たちの将来を保証できない、責任は取れない、というようなスタンスでいいのだろうかと思ってしまうんだ。Jr.としての立場でいろいろな活動をさせてあげていることはいいことだと思うけど、その一方で、飼い殺しのような状態をいつまで続けるのか。彼らが一人の社会人としての将来を考えた時に、安心して選んでもらえる場所・環境になってほしいのに…。なんて、それをどうやって実現するかもわからないのに、無責任かな。

 

頭と心の整理のために…と思ったけれど、結局全然うまく言えないし、まとまってなくてすみません。

でもこのごちゃごちゃしている感じこそが、偽りない私自身の心情なのだと思う。

2016年の一年間、本当にあらゆる情報に振り回され、情緒不安定になり、もうジャニーズから離れたい、絶対に離れようと思ったりした。けれどその翌年、2017年のJr.祭りにフラっと足を運んでしまい、あらゆるグループの多種多様な個性とパフォーマンスに楽しませてもらい、ささくれだった心が癒されて行くのを感じてしまった。

私はジャニーズ事務所のやり方を全肯定してるわけではないし、ひどいと思うことも多々ある。好きな人たちに対して、「別に彼らがジャニーズだから好きになったわけじゃないし」とか言い出したくなってしまう時もある。けれど、例えそんなことを言ったとしても、私は、ジャニーズだからこそできていることを見て好きになってるわけだからなあ。

そこがどうしても、自分の中で整理できない、大いなる矛盾になってしまっている。

本当は、もっと怒るべきなのかもしれない。これから他のグループだって、同じような事態に陥るかもしれない。っていうか、おこがましいのはわかっているけれど、SMAPの時からもっと言っていたら、もう少し何か、後輩達の環境も変わっていたのだろうかとか思ってしまう。

けれどそこで、どうしても「それぞれの言い分があるからどっちが悪いとは言い切れないよね」みたいな気持ちになって、一歩引いてしまう。それは何よりも、2016年の一年間で、実際に色んな状況を見て、自分自身の気持ちや考えが変わった経験があるからだ。本当はそんな、冷静なフリをして、大人ぶっている場合ではないのかもしれないのに。

私は結局、2年前からずーっと、同じことで悩んでいる。エンターテイメントの力は、良くも悪くも魔力だ。色々言ったって、ジャニーズのコンサートや舞台を見に行くことは、多分しばらくやめられないのだろう。それが客観的に見れば、事務所のやり方に加担していることになったとしても。

ずっと自分の中でうまく処理できていない、大いなる矛盾。

 

 

手前味噌で申し訳ないけれど、昨日、自分が2年前に書いたブログを読み返したりしていて。

mgmcnlife.hatenablog.com

 

今読み返してみると、なんだか、2年前の自分に救われるような気持ちになる部分も多々あるね。

今日、この記事を書いている時も、途中途中で強烈な虚無感に襲われた。

だって、「事務所にも彼らにもそれぞれの言い分があるだろうからどちらが悪いかなんて言い切れない」なんてさ、あまりにも普通のことすぎて。私ずーっと、普通のことしか言っていない。こんなの、『世の中には甘いものが好きな人も嫌いな人もいます』程度のことしか言っていない。もはや何も言っていないのと同じなのかもしれない。

私はその程度のことを、何を3時間もかけて必死に書いているんだろう。

でも、それでも。どんな人にも、どんな組織も、いいところもあるし悪いところもあるから、その情報を自分で判断して、自分で考えて、自分でどう捉えるか、決めていくしかないんだと思う。

複雑な事情に向き合う勇気を持つしかないんだと思う。

結局、それ以上の結論は見つからなかったから、今までもそうしてきたし、これからもそうするしかない。

 

 

紫色とオレンジ色のポスターの筒を抱えて入った、横浜アリーナの合同公演。いろいろなグループのパフォーマンスがあって、どれも楽しかったけれど、色んな曲があったけれど、Love-tuneだけで披露した曲に関してはもはや、CALLの記憶しかない。それしか覚えてない。

 

余りの迫力と余りの熱量で、「今日ここで死んでもいい」と言わんばかりのパフォーマンスだった。私はそれ見て、「今日…合同公演の横浜初日なのに…オーラスじゃないのに…ここまでやるんだ……」とあっけに取られてしまったことを思い出す。

「オーラスじゃないのに」って、いろいろな意味でひどい感想だなと思うけど(笑)、それが正直なところだった。

あれを一言で表現するなら…焦燥感というか、生き急いでる感というか。今は今しかないという感じだった。見ているだけでもなんだか、ハラハラしてしまった。

今となっては、あの時に彼らが何を思っていたのかなんて、わからないけれど。でも、それほどまでに私が感じ入ったのは事実だから。パフォーマンスを通して、人に何かの感情を与えるって、簡単にはできないことだと思うから。

ありきたりな言葉になってしまうけれど、彼らの進む道に幸あれ。そして、希望するところがステージの上ならば、どうか、その環境が整いますようにと、願ってやみません。

 

 

 

私は、事務所にも腹が立つところはあるし、メンバーにも頭に来たことはあるし、こんな形でSMAPが終わってしまうのは本当に残念だけれども、だからといってどちらか一方が全て悪いとは言えないし、

解散は本当に悲しいけれども、もう十分私達のために生きてくれたんだからそろそろ自分のために生きてほしいという気持ちもあるし、

どうしてこんなことになったんだって思うし、こんなに好きじゃなければこんなにつらい思いをすることもなかったんだろうかって思うこともあるけれど、それでも、私がSMAPを好きだった期間の思い出が全て消えてもいいかって言ったらそんなことはありません。

苦しいし、悔しいし、もどかしいけれど、私はきっとずっとSMAPが好きなのです。

きっと、未来の私――そう、今、これを読んでいる、あなたもそうでしょう?

 

今、何年ですか。あなたは今何をしていますか。SMAPの5人は元気ですか?

どんなに残念な最後になってしまったとしても、今まで好きだった歴史が変わるわけではない。SMAPに励まして支えてもらった私の人生が変わるわけではない。彼らの功績が消えるわけでもない。

あなたが、複雑さに向き合いつつも、今もSMAPのことを愛してくれていたら、私は嬉しく思います。

 

拝啓、未来の私へ - 重箱のすみ

 

私、何も知らないけれど、Travis Japanを好きになってもいいですか? ―サマパラ後の雑感―

新規というのは、どこまで行ったら新規じゃなくなるのだろう。

今まできっと、何万もの人が悩んできたであろうこと。それこそ、「永遠の新規」という言葉もあるくらい不変の悩みであろうこと。

発表されてから3ヶ月、ずっとずっと楽しみにしていたSummer Paradise 2018、Travis Japan公演初日に入らせて頂いた直後、本当に楽しかったという気持ちは嘘ではないのに、どこかこういうことを考えてしまう自分がいた。

 

そもそも、私がTravis Japanのことをちゃんと認識したのは、2017年のさいたまスーパーアリーナで行われた、ジャニーズJr.祭りの追加公演だった。その時は岸くんが好きなお友達に誘ってもらって、私自身も岸くんやPrinceは大好きだったけれど、少クラは飛ばし飛ばしで見てたから、他のJrのグループはあんまりわかっていなかった。スノストはかろうじて全員名字言えるかな?らぶは半分言えるかな?みたいな。そしてトラジャが一番わからなかった。後から思い返せば、本当に、そんな状態でよく行ったものだと思う。自分が軽率に色々な現場に足を運ぶ人間で良かった。

それまで、「Travis Japanってダンス上手い人たちが集まってるグループなんだよね」程度の知識しかなかった。でも祭りで、色々なグループの後に披露された、 so Crazy。玉虫色の衣装で美しく柔らかく踊る姿に、衝撃を受けた。さいたまスーパーアリーナにいるのに、帝劇にいるような感覚だった。ターンの速さから指先の角度まできっちり揃ったダンスには、アイドルとしての枠を超えた繊細さや高貴さを感じて。それでも、駅員さんコスで山手線外回りをわちゃわちゃするところはやっぱりアイドルだった。多くのグループの中で、私がグループとして一番惹かれたのは、トラジャのパフォーマンスだった。

正直に言って、このJr.祭りの頃は、本当に色々な思いが爆発してしまって、「今ならオタ卒というものができるかもしれない」と思った頃だった。

(あんま楽しい話ではないですが詳しい話はこのへん

 拝啓、未来の私へ - 重箱のすみ

「私はあんなにつらかったのに」 - 重箱のすみ

そんな時、彼らに出会ってしまった。心震えるエンターテイメントの力を感じさせられてしまった。2016年初めからあんなにジャニーズ事務所に翻弄され続けたのに、ジャニオタを続けるのか?結局キスマイは降りるのか?なにも決まらない。なにもわからない。自分のことなのに決断できない。それでも、今このグループを見てみたいという気持ちと衝動は本物だ。とりあえず家に帰ってから、全員の名前を調べるところから始めました。

でもこの時点で、クリエの申し込みは終わっていたし、先に言ってしまうと、この後のキントレ、湾岸も落選してしまい、結局2017年中にトラジャ単独の現場に入ることはできなかった。

その間も実はずっとひそかに彼らの情報は追っていた。けれど、とにかく目まぐるしく状況が移り変わっていく。その度に、その場にいなかった私には何も言えないということと、ついて行くのが大変だという思いが募っていった。特に湾岸での松松加入をレポで知った時には、なんというか、これはもう無理かもしれないと思った。それまでJrに関してはキンプリのことくらいしか知らなかった私が、たった数ヶ月で、メンバーの名字も知らなかったグループのことを好きだといっているのがもはや奇跡に近いことだったのだ。しかしその好きになったグループがどんどん大きく変化していく。Jrというのは変化が激しいもので、そのたびに、本人もファンも色々な人の複雑な思いが大きな波の中にのまれて行く。私にはそういう世界で好きな人を応援していくんだというほどの覚悟があるのか?そういう甘い考えの中で、楽しい時だけ見て、楽しいところだけ享受するなんて、甘いんじゃないのか?……全くもってうまく表現できている気がしないんだけど、こんな感じのことを何度も何度も考えていた。

それでも、12月の少クラの放送で初めて見た新生7人の夢ハリ、そしてDWMが本当に素晴らしくて。やっぱりこの人達のパフォーマンスを見続けたいと思った。

そんな中で3月の横アリ単独祭りが発表される。外れ続けてきたトラジャ単独にやっと入れることになった。憧れ続けていた空間は、とても暖かくて。いろいろあっただろうに、いろいろあったということは一言も口にしない。自分達の気持ちはセトリとパフォーマンスから感じ取ってくださいと言わんばかりの堂々たる態度が、本当に力強かった。

そして彼らは全方向に対して優しかった。今までのトラジャを知っている人には、朝日くんや美勇人くんの歌割りを5人が受けついで大事にしていることが感じられたと思うし、トラジャに加入した後でも松松2人だけで大切歌う曲があったりして、今までどちらを応援してきた人でも、どちらの歴史も大切にしていることが感じられた。そして、そのどちらにも属しない私。私のような、最近ファンになった人にも、彼らは優しいと思った。こういう言い方が合っているかどうかわからないけれど、何も知らない人でも楽しかった。玉虫色の衣装が復活して、松松がそれを大切に着ているというのもわかったんだけど、例えばもしそういうことを知らなくても、きっと楽しかったと思う。彼らのストーリーを知らなくても、パフォーマンスだけで純粋に見せてくれて、そして過去を知らなくても強要しない、そういう優しさがあるなと感じられたんだ。

そこから、とらまるやYouTube配信で、素の彼らのことを知ることができるようになった。

これは本当に大きな変化だった。

私は横アリまでトラジャ単独公演に行ったことがなくて、それはもちろん彼らのパフォーマンスを見られなかったということが一番残念だったんだけど、実はそれと同じくらいもどかしいと思っていたのは、グループのメンバーだけの時はどんな雰囲気なのかわからないっていうことだった。少クラでもなかなかグループごとコーナーに呼ばれることはないし、雑誌のテキストを読んでいても彼らの実際の話すときの雰囲気を聞いていないとどういう感じかわからない。だから、グループ単位で動くことができるようになったっていうのは、私にはとっても新鮮で。トラジャの優しくて温かい雰囲気に、よくこういう男の子ばっかり集まったなあとまるでファンタジーの世界を見るかのように見ていて、次第に愛着がわいてきた。ただ、こういう機会があったからこそさらに彼らにハマってしまったんだけど、その一方で、逆に今までの彼らの素のMCの雰囲気を知らないからこそ一気にハマれたんだろうなとも思う。それを一度でも見てしまっていたら、また違う感情になっていたかもしれないし、昔からのトラジャのファンの方が昔の雰囲気を忘れられないのも無理はないだろうななどと思ってしまった。(……ちょっとこの話は蛇足だったかな。)

そんなわけでとにかく楽しみにしていた、今回のサマパラだった。長々と書いてしまったけどここでやっとこの文章の最初に戻る。今回のセトリでは、それぞれがPLAYZONEとSHOCKで学んできたものを持ち寄って、歴史が混ざり合い、さらに先を見据えているような、そんな雰囲気に感じられた。ただ、なんというか、少々強引にも感じられたというのも事実だった。3月の横アリが、複雑な気持ちのファンにも「大丈夫だよ、一緒に歩いていこう」と優しく寄り添って包み込んでくれるようなイメージだとしたら、サマパラは、「過去も未来も大事にするから全部ひっくるめて俺らについてこい!」と、強引に手を引かれるようなイメージで。

本当に楽しかったし、彼らのパフォーマンスに圧倒されて胸が打たれた、それは本当。でも、その一方で加速する新規病みターン。彼らの歴史を知らない人も優しく包み込んでくれた横アリとは違って、少々彼らの速さについていけないかもしれない、と申し訳なくも思ってしまったりして。そんなことを考えたくないと思っても、そう思う自分の心に嘘はつけないなというのもしょうじきなところで。

何も知らないくせに、プレゾン曲をカッコイイとか言う資格があるのかなって思っていた。それは昔からのファンの方の視線が気になるというところもあったけれど、それ以上に、そういうことを言ってしまう自分のことが許せないのが嫌だった。知ったかぶってる感じの自分が嫌だった。

新規というのは、どこまで行ったら新規じゃなくなるのだろう。他の人からの目線がどうこうと言うより、自分が、納得して、自信をもって、彼らのファンだといえるのはいつなのだろう。結局キスマイ担3年くらいやっててもそれが言えなかったような気もする。はあ。もう本当に、なんで私っていうのはこんなに自意識過剰なのか。誰も自分のことなんて見てないっつうの。それなのに。いつもいつも、新規病みターンに悩まされる。

 

ただ、自分が入れなかった日曜日・休演日の月曜日の2日間で、少し頭を冷やして、冷静になって初日のことを思い返してみて。そしたら、それでもやっぱり素敵だったなあ、カッコよかったなあって思ったんだ。最後の怒涛の舞台曲メドレー(メドレーじゃないけどそれくらい圧巻のつながり方だったということにしておいてください)、うみんちゅがケガをしてしまって6人での披露になってしまったのは残念だったけれど、美しくて高貴で、それなのに力強いあのダンスが頭から離れない。TDCホールにいるのに帝劇にいるかのような気持ちになって、全神経を舞台に集中させたいからペンライトを振るのももどかしくて電源を切って。その時に自分が感じたことが全てなのではないか?って。

そう思ってから入った21日昼公演。この公演から、ケガをしてしまったうみんちゅがほとんどの曲に出られるようになった。同行の方と、「次の曲も出れるー!!」と声を出して叫んだりして。うみんちゅに無理はしてほしくないけれど、でもやっぱりすごく嬉しかった。なんだろうな、私が初日に結構メンタルやられてしまっていたのは、うみんちゅのけがのことも大きかったんだなと、ここで気付かされたと言うか。それは、出られなかったうみちゃんを責めたいというわけではなくて。初日に見てるときに結構、「ああ、世の中って残酷だなあ…。きっとうみちゃんだってめっちゃ頑張って、この7人での初めての夏のためにずっと準備してきただろうになあ…。」みたいに思ってしまって。彼らにはまだ試練が続くのか、みたいに思ってしまって。そう思うのはしょうがないことではあるのかもしれないんだけど、そうやって、彼らの人生をストーリー消費している自分に対して引いてしまったと言えばいいのかな。(例えば小説だったら、映画だったら、フィクションだったら、波乱万丈で数々の試練があるほうが刺激的で面白くなるのかもしれない。でも、彼らの人生はフィクションではない。そんな中で、「試練がありながらも頑張る姿は残酷だけど美しいな」みたいなことを想ってしまって、そういうことを考えてしまう自分に引いてしまった。ただ、うみちゃんが復活してくれてからは、そういう過剰なストーリー消費をする自分に対して引かないで済んだというのはあったかな。

改めて7人のぴったり揃ったダンスを見て、あああ、最上級のエンターテイメントを今見させてもらっているなあって、しみじみと感じて。

これが全てなのではないか?今まで、それこそ、2017年4月のJr.祭りからずっとずっと、散々悩んできたこと。私は胸を張って彼らが好きだと言えるのか?すぐに好きって気持ちが切れはしないか?Jr.を応援するという今までやったことないことが本当にできるのか?

でもさ、もう、言っていいんじゃない?単独公演には外れ続けほとんど行ったことがない。去年の激動の人数変動は全部レポで知った。メンタルが死んでるのですぐに新規病みターンに入って自分を責めて死にそうになる。

それでも、気持ちに波はあれど、ずっとずっと、好きだと思い続けてきた。

大好きなんだ、ほんとに。私は何にも知らない。7人のことまだまだ何にも知らないし、いままでの歴史も体験してきてない。こんなんで好きとか言う資格あるのかなって本当に悩む。それでも、好きなんだよね、ほんとに。生で見たときの迫力と感動、忘れられないんだよ。

何にも知らない私ですが、Travis Japanのことを好きになってもいいですか?

 

18日昼公演、オープニングで舞台の幕がバッと降りた時に7人のキラキラ輝いてる姿を見て、ああずっと会いたかったよと泣きそうになったこと。

18日夜公演、全体が見渡せる席から圧巻のフォーメーションダンスを堪能させてもらったこと。

21日昼公演、うみちゃんが多くの曲に復活してくれて、今の7人を見られるありがたさと幸せを感じたこと。

22日昼公演、1バル最前という前に何も遮るもののないとんでもない視界で、彼らの表現をダイレクトに感じることができたこと。

3日間4公演、宝物でした。

あっという間の、でも忘れられない、素敵な夏でした。

 

サザンオールスターズの新曲『壮年JUMP』を聴いて2時間泣き続けた

7月25日水曜日。私は久しぶりに時間があったので、フジテレビの「FNSうたの夏まつり」をなんともなしに見ていた。今年はキスマイも出演しなかったので、特に誰を目当てに見るというわけではなかったのだが、King&Princeのキラキラ感に癒されたり、ミュージカルメドレーの迫力に心が踊ったりして、とても楽しく視聴していた。

その番組のトリはサザンオールスターズ。『東京VICTORY』と『壮年JUMP』を披露だった。その2曲目、壮年JUMP。ポップで爽やかなのに、どうしようもなく懐かしく切なくなる。その曲調に心を打たれて、そして歌詞が響いて、胸がいっぱいになって。私は気付いたら泣いていた。

なんともなしに、つけっぱなしのテレビをぼんやり見ていただけのつもりだったのに。気付いたら涙が止まらなくなっていた。

録画もしていなかったので、見返すこともできない。サイダーのCMで聴いたことあるような気がするから、サビだけは知っている。けれどそれ以上のことはわからなくて、慌ててこの曲のことを調べた。そしたら、今度発売される新アルバムに収録予定の新曲だということがわかった。まだアルバムは発売されていないけれど、先行配信はされている。もう、衝動的に、反射的に、ダウンロードした。

そしてもう一回聴いて、さっきよりさらにさらに泣いてしまった。20歳を超えてからこんなに泣いたの初めてなんじゃないだろうか。就職活動がうまくいかなかった時だってこんなに泣かなかった。

SMAPが解散した時だってこんなに泣かなかった。

なんだか、2016年から自分の心の中で渦巻いていた、色々な人に対する、色々な思いが、爆発してしまったかのようだった。抑え込んでいた色々な気持ちが、ついに入れ物から溢れ出してしまったかのようだった。何度も何度もリピートして聴いて、そのたびにより一層泣いていた。さすがに1時間くらい経ったら、頭は冷静になってきて、「明日も仕事だぞー、そろそろ寝ないとヤバいぞー」と 思うのに、それでも涙は止まらない。結局、2時間くらい泣き続けて、やっと寝付けたのは深夜2時だった。

 

ちなみに、私がダウンロードしたその後、公式ミュージックビデオ(MV)が公開になった。MVも色々な意味で素晴らしいのですが(笑)、まだこの曲を聴いたことない方がいらっしゃったら、まずは歌詞を見ながら曲だけ聴くのを個人的にはお勧めさせていただきます。MVを一回見ると、イメージがそれに固定化されちゃいそうだからね。

歌詞はこちら。

http://j-lyric.net/artist/a000623/l048146.html

www.youtube.com

 

そもそも、私は7月25日のFNSでこの曲を初めて聴いたのだが、それ以前にもサザンは多くの音楽番組でこの曲を披露し、その度にSNSなどで話題になっていたらしい。私は最近、長時間歌番組を全然チェックできていなかったので、そのことも全然知らなかった。

だから、ファンの皆様や、当初からこの曲に注目していた皆様にとっては「今更なに?」みたいなところも多々あるかと思いますが、お許しいただけると嬉しいです。

この曲は、発表された当初から、桑田さんが西城秀樹さんをイメージして作った楽曲ではないかと言われていた。同じ時代に日本の音楽業界、芸能界を駆け抜けた仲間の逝去に対して、桑田さんが思うところを表現したのではないかと思われるようなフレーズが出てきたりする。

しかしこの曲のすごいところは、「桑田さん自身が憧れの人に向けて書いた曲」と捉えられるのと同時に、「一人の人間が憧れの人に向けて抱く感情」という、いつの時代にも通じる普遍的な思いを歌っていると考えられるところだ。それを象徴するかのように、この曲のミュージックビデオでは、それぞれの年代をリードしたアイドルをイメージした装いの女性たちが登場する。

そんなわけで、一般人の私は、一般人の私が感じた、この曲の解釈や、イメージした風景を書いてみたいと思います。

 

 

1番はまさに、なんでもない一般人であるこのストーリーの主人公と、憧れの人であるアイドルとの出会いを語っている。「目の前に神が降りた」という歌詞はまさにその象徴だ。自分が応援したい人と出会った時って、雷に打たれたように、衝動的に、この人しかいないと思うようになるものではないだろうか。

そのあとの「今、僕は生きている」も最高にいい。現場で、好きな人を見ながら、大声を出して盛り上がっている時、自分の感情がMAXに引き上げられる時。「今、生きてるなー!!」って感じられるよね(笑)

 

ところが2番からは急に雰囲気が変わる。 

 「青春の陽は燃え尽きたんだな」「こんなにお別れが辛いとは」で、この人の応援していたアイドルが、引退してしまったり、解散してしまったりして、もう見られなくなってしまった様子を想像させられる。

「僕は1人で歩くのさ」も本当に切ないけれど、アイドルに全力をかたむけてきたファンの気持ちを、シンプルな言葉で的確に表現してくれている。そりゃ、もちろん、自分の好きなアイドルと、今までずっと物理的に隣にいたわけではない。けれど、落ち込んでる時に曲を聴いたり、DVDを見たり、「今日の仕事を頑張れば夜は楽しみにしていたテレビ番組の放送だぞ」って思いながら自分を奮い立たせたり。そういうのって、物理的に離れていたとしても、「一緒に人生を歩いてきた」「アイドルのおかげでここまで頑張れた」って思うものじゃないだろうか。

それが、なんらかの理由でもうかなわなくなってしまい、この物語の主人公はこれから、1人で人生を歩いていかなければならなくなった。でも、この主人公は、そのことに対して、寂しさは感じているけれども、後悔はしていないようだ。「夢ありがとうグッバイ」といい、そして最後にもう一度「僕はメロメロ」という。たとえ、自分の見えるところからいなくなってしまったとしても、アイドルはアイドルであり続けるんだろうなと思う。

桑田さんは、8月8日に放送されたNHKの番組、『クローズアップサザン』で、このように述べていた。

アイドルの許容範囲っていうのは…喜びから悲しみまで全部引き受けるのがアイドル。その辺のエネルギーが、ものすごく強いなと思って。

人前に立つ職業の中でも、特にアイドルは、その人自身が商品である。その特殊性や、だからこそ持つパワーを、表現したいと思っていらっしゃったのかもしれない。

ただ、この曲で歌っている「アイドル」は、アイドルという仕事に限定されるものではなくて。例えば、俳優さんや女優さんや、声優さんや、あるいはスポーツ選手や……。そうやって、人前に出る仕事、誰かの憧れの対象になる人に向ける気持ちは、共通するものがあるし、そういう人達を応援する人にとっても響くものがあるのではないだろうか。

 

実は、私がこの曲で一番響いたフレーズがある。

一般的に見れば、最後の「夢ありがとうグッバイ」のフレーズが、強烈なインパクトだし、私もそこはもちろん好きだ。

でも実は、その前の部分で。

 円になって肩寄せあったライバル ライバル

また逢うまでは達者でな

このフレーズ、みなさんはどんな場面を想像するのだろう。

この場面、桑田さんが西城秀樹さんに向けた歌詞だとすれば、同じ時代を彩ってきたライバルへの別れの言葉として捉えられるだろう。じゃあ、アイドルが好きな一般人のストーリーとすれば、どんなことを思い浮かべるだろうか。

色々な解釈があると思うけれど、私はね、女子アイドルの現場で、コンサートホールから出たところで、いつもの仲間で集まっている男性ファンの方達を想像したんだ。

彼らはまさに、円になって肩寄せ合ったライバル。今までは、仲間だけれども、それと同時にライバルで、自分の応援している子に、自分を見つけてほしくて争っていた。

でもその子がついに卒業、引退ライブを迎える。コンサートホールから出て、いつもの仲間で集まって、涙ぐむ人もいて。ライバルとはいえ、このメンバーで集まってワイワイ盛り上がるのも楽しかった。だけどそれも今日で最後だ。推しが引退しちゃうから。このライバル達と会うことも少なくなるだろう。

「また会うまでは達者でな!」

 

……って、私はね、そんな場面を想像したんだ。ちょっと想像を膨らませすぎだろうか?(笑)

彼らはきっと、たくさんの寂しさはあるだろうけど、そのアイドルに出会えたことを後悔はしてないんじゃないかなって。「夢ありがとう」「また会うまでは達者でな」って、最後は笑顔で、それぞれの生活に戻っていくような、そんな感じなんじゃないかな。そんなシーンを想像したんだ。

SMAPの解散や、安室奈美恵さんの引退や、渋谷すばるくんの関ジャニ∞脱退や、まゆゆ、さや姉など女子アイドルの卒業や……。

この曲は、多くの「ファン」の切なさやもどかしさを拾いあげながらも、それでも誰かのファンになることの美しさを歌ってくれている。だからこそこんなに、普遍性があり、聴く人それぞれに響く曲になっているのではないだろうか。

 

私はずっと、小学生の時からずっと、誰かの「オタク」をやっていました。(ここでは、「濃いファン」「熱心なファン」のことを「オタク」と呼んでみます。バカにする意味合いは一切ないのですが、あえて「オタク」と呼んでみます。)

本当は、何度も思ったことがある。

「オタクじゃない人生を選んだらどうなっていたんだろう」って。

今までも時々言われたことがある。「実際に付き合えるわけでもない人のことがどうしてそんなに好きなの?」とか、「そんなにコンサートに何回も行ってどうなるの?」とか。

自分の中では、そういう言葉に反論する言葉は持っている。けれど、時々そういう意見に引っ張られそうになる。

もし、オタクじゃなかったら?

もしオタクじゃなかったら、その分の時間を他のことに使えていたかもしれない。その空いた時間で資格の勉強すればキャリアアップができるかもしれないし、婚活に励めば結婚できるかもしれないし!?!?

私はただ、楽しくアイドルを応援していただけと思っていたのに、気付けばその分、色々なものを選ばずに来てしまった。違う自分になる選択肢を選ばずに来てしまった。

オタクじゃない人生の方が、一般的なイメージの「成功」や「幸せ」が手に入りやすいんじゃないかって、

本当は、何度も思ったことがあるんだ。

 

それでも、やっぱり、アイドルを好きになるって、こんなに好きな人がいるって、幸せなことだと思うんだ。

今まで、何度かブログにも書いてきましたが。

私は、小学生の時にSMAPを知り、人生で初めてCDを買いました。テレビ番組も毎週録画して、スマスマの月曜日を楽しみに一週間を頑張りました。私に「ファンとしての生き方」みたいなものを教えてくれたのはSMAPでした。

それから、いろんなジャンルのいろんな人を好きになった。すぐ目の前の人のエネルギーを感じられる、生のコンサートや演劇が大好きになり、軽率に現場に足を運ぶタイプのオタクになってしまった。

テレビやラジオや雑誌や、その人のパフォーマンスや作品が見られる日を楽しみにして、「今日のテストが終わったらあの番組が放送されるから頑張ろう」「今日の仕事が終わったらDVDのフラゲ日だから頑張ろう」って、そうやって、毎日を必死に生きてきた。

オタクじゃない人生だったら、もっと他の選択肢があったのかもしれないけど、私はこうじゃなきゃ生きて来れなかったと思うんだ。

小説やアニメではなく、生身の人間――言い方が正しいかどうかわからないけれど――「3次元」の人を応援するのは、自分の気持ちと相手の気持ちが噛み合わないと、なかなかうまくいかない。大変だけれど、やっぱりそれによって感じられる喜びや感動の大きさに、一度ハマったら抜け出せないんだよね。

時には、「ファンがこんなに尽くしているのになんでわかってくれないの!?」みたいな感情になってしまうこともある。 

どんなに好きでも、卒業や引退や解散や、アイドルの大切な決断に、ファンはなんら関わることはできなくて。その度に、やるせなさや無力感を感じたりする。

それでも、それでもやっぱり、

誰かを好きになるのはやめられない。

 

 

公式MVの最後の場面。サザンのメンバーの後ろで、笑顔で歌い踊るオタクの人たちを見ながら、今年のAKB選抜総選挙での岡田奈々のスピーチを思い出していた。

48グループオタクのみなさん!一つ言わせてください。

自信を持ってオタク人生を貫いてください!

AKB48岡田奈々のメッセージに会場沸く「自信を持ってオタク人生を貫いて」 | マイナビニュース

 

 

 

 

(書くにあたって参考にさせて頂いた記事一覧)

サザン、安室奈美恵やSMAPを彷彿とさせる新曲「壮年JUMP」が大反響 歌詞にある普遍性を考察 - Real Sound|リアルサウンド

 

 

星野源、サザン新曲「壮年JUMP」を語る 「本当にいい歌詞なんですよね」 - Real Sound|リアルサウンド

 

今日のうた - 歌ネット

 

「私はあんなにつらかったのに」

(はじめにお断りさせていただきますが、最近ざわざわしている件に関して、誰のどんな意見も聞きたくない、余計な情報を入れたくないという方は、お読みにならないことをお勧めさせていただきます。「最近ざわざわしてる件ってなに?」っていう方もスルー推奨です。あと、自分の気持ちを整理するために書いてるので、自分の気持ちがすっきりしたと思ったら後から消しちゃうかもしれません。お許しください)

 

 

突然だけど、やっぱり、若い時からジャニオタだった方と、20代も後半に差し掛かろうというときにジャニーズの世界に本格的に足を踏み入れた私は、根本的に考え方が違うんだと思う。

もちろん、個人差があるので、すべての人がそうだとは言わない。けれど私は以前から、ジャニオタの皆様の、ジャニーズアイドルにおける恋愛に対しての意識が、本当に厳しいものなんだなというのを常々感じていた。もちろん私も、アイドルが女性と堂々と街を歩いているところをツーショット撮られるようなことがあったら当然嫌な気持ちになってしまう。彼女がいることなんてわかってるけど、その相手が見えてしまうと生々しくなってしまう、隠してくれという気持ちは当然だと思う。

けれど、ここからはもう共感してもらえない人も多いと思うんだけど、私はそれが気を付けててもバレてしまったのなら、もうしょうがないって思ってしまうタイプの人間なのだ。つまり、バレるかどうかという「結果」よりも、隠す努力をしていたかという「過程」の方に重きを置いていると言ったらいいだろうか。だから私は、2015年に藤ヶ谷さんが色々あった時に、あんなに責められるのがちょっとわからなかった。ツーショット撮られたわけでもなし、決定的な証拠が出てくるわけでもなし、お互いブログなどで匂わせてるわけでもなし。それでもこんなに責められるものなんだというのは、私にとっては一種のカルチャーショックだった。そっか、みなさんこんなに厳しいんだな。

 

ここまで書いたら大体私が何を言いたいのかはわかっていただけたかと思いますが、そんなわけで今回は結構ダメージが大きいです。それは「結果」は言わずもがな、その「過程」において、「隠そうとする努力」が見えないと感じられてしまったからです。

こんなこと言ってると、お前2015年は他にも10月くらいに色々あっただろ*1、自担には甘いんかと思われてしまうかもしれませんが、あれは本当に付き合っているのかどうかは別として、いわゆる闇写を根拠にしていたというところが大きいんです。スマホのケースなんて本来だったらファンには見えないところだし、厳しい意見の方が、盗撮された写真を根拠に責め立てるのは、自分も悪いことをしているのにそれを差し置いて人の悪事を責め立てているような違和感があった*2。私の中では、努力が足りないとは思っていなかった。本当に付き合っているのかどうかは別としてね*3。(でもまぁ、これは自担に甘いと言われても仕方ないとは自覚しています。)

けど、今回はどうだろう。次から次へと出てくる情報や画像は、気を付けていたとは思えないもの。ほとんどが当人達から発信されたもの。私、自分で言うのもなんだけど、アイドルの恋愛に関しては、他の方に比べれば相当ハードルが低いほうだと思うよ。だって、結果的にバレたとしても、本人が気を付けてたと感じられれば、多少ショックはうけるけど、しょうがないよねって思っちゃうんだもん。気を付けていたのに結果的に暴かれちゃってかわいそうだなって思っちゃうんだもん。甘いって思われるかもしれないけど、これが本当に私の考え方なんだよ。でも、そんな私の低いハードルでも許せないって思うことが出てきてしまったのは本当に残念だよ。

 

彼女を作るななんて言わないし、女性と遊ぶななんて言わない。そんなこと言う権利は私にはない。

でもさ、でもさ。去年大きな変動があって、キスマイはこれからどうなるんだろうって、もどかしくて、苦しくて。中止になったお仕事もあるし、新規のお仕事はなかなか入ってこない。彼らにSMAPと同じような苦労を味わってほしくはない。ヤキモキしたけれど、私が貢献できることはお金を払うことしかなくて。だから去年発売されたCDもDVDも全形態買ってるよ。それは、貢ぐと言う感覚じゃなくて、素晴らしい作品を提供して頂いた対価を支払っていたという感覚なので、後悔はないし、お金を返せなんて言わない。けれど、こちらのそういうヤキモキが伝わってなかったのかなって思ってしまうことが悲しいんだ。

キスマイがずっと続いていくグループになるようにって、もっとたくさんの人に愛されるグループになるようにって。そういう願いを込めて作品を買っていたし、作品でもテレビでも、いいところはどんどんつぶやいて、少しでも反響が伝わればいいなって思ってたのに。支えているなんて大げさだとはわかっているけど、せめてこの気持ちが届いたらいいなって思ってたのに。

恋愛してないわけがないけど、それがバレてしまうか、バレるにしてもどうやってバレるか、それによって離れたり冷めたりするファンの方もいらっしゃるでしょう。そうすると売り上げが変わってしまう。売れなくなるとリリースのペースが落ちてしまう。そうすると一般層が知る機会が減ってしまう。新規ファンの流入が少なくなってしまう。さらに売り上げが減ってリリースのペースが落ちてしまう。一回そういうペースに入ってしまったら、なかなかそこから抜け出すのは難しい。そうなったら国民的なんて夢のままで終わってしまうと思うんだけどな。こんなこと、私がわざわざ言わなくても十分わかってくれてると思ってたんだけどな。

私は去年一年間、あんなにつらかったのに。こちらがどんなに好きでも、どんなに結果を残していても、事務所の一存で冷遇されてしまう可能性だってあるかもしれない。キスマイがどうか冷遇されないようにってずっと願って、ヤキモキして、苦しくて。私はあんなにつらかったのに、その時に当人は楽しそうだったなんて。いや、女性と遊んでて楽しそうなのは別にいい。お仕事している以上そういうオンオフの切替も大切でしょう。でもそれをみんなに見えるようにするなんて。冷遇されても仕方ない環境を自ら作るなんて。

この世に永遠なんてないし、絶対なんてない。当たり前のように感じられることは、日々の膨大な努力によって支えられているものだし、それには本当に感謝している。だからこそそこが緩んでしまったらすぐに崩れてしまうし、そうなったらファンにできることなんて何にもないことをわかってほしい。

私はあんなにつらかったのに。

 

これが偽らざる私の気持ちなんだけど、でも、まぁ、冷静になって考えてみると「私はあんなにつらかったのに」「あなたも同じ気持ちでいると思ってたのに」って、文字で見るとヤバいよね。 だいぶヤバい。これは自分の感情の押し付けだ。強制だ。

それこそ去年一年で、あんなに学んだじゃないか。人は自分の思うようにはならない。ファンが思うこととアイドルが思うことが一致するとは限らない。何かあった時にファンにできることなど何もないと。自分の想いを託しすぎたり、依存しすぎたり、そういう好きになり方は良くないってわかってたじゃないか。

もうやめよう。最近ずっと、色々なことを考えていた。特に、3/1に発売されたニューシングル『INTER』の売上が思ったより伸びなかったという事実について。もちろん、そうは言っても、オリコン初動(発売一週目の売上)で20万枚を超えているというのは本当にすごいことだ。だけど、どうしたって事務所内の他のグループと比べられてしまうし、そこではもっと結果を残せないと認めてもらえないのかもしれない。この、一般知名度やFC会員数に対してなかなか売り上げが比例しない状況はどうとらえたらいいんだろうって、勝手に私なりに分析や考察をしていたブログ記事を書き進めていたんですけど、それももう捨てます。消します。バカバカしくなってしまった。そんなことファンが考えたって何ともならないのに。公開する前で良かった。

もうやめよう。ちょっと期待を押し付けすぎた。ちょっと入れ込みすぎた。

ちょっと、好きになりすぎた。

自分がどんなに願ったって、直接話したこともない他人の意識を変えることなどできない。想いを乗せすぎてはいけない。あくまでも冷静に、冷静に。遠くからそっと見つめるような気持ちで。

そう、私は常日頃から言ってるじゃないか。「ジャニオタと一般人の中間地点」って。年を食ってからジャニーズの世界に足を踏み入れた私は、若いころからジャニオタの方とはきっと根本的に考え方が違う。同じにはなれない。私はジャニオタではないし、キスマイ担でもない。普通の人よりちょっとキスマイが好きな程度の一般人。

キスマイのことを支えることができているなんて思ったことはない。さっき、「去年発売された円盤は全形態買ってるのに」とか言っちゃったけど、私一人がCDを買おうが買うまいがぶっちゃけどうなるわけでもあるまい。キスマイのことはファンでもなく、支えているのでもなく、言っちゃえば「観察対象」だ。

私が彼らに惹かれた理由の一つが、こんな時代に「国民的人気者になりたい」と公言しているところだった。現代は昔に比べて、人々の趣味が細分化し、テレビだけではなく、インターネット配信のような番組も充実し、どう考えても「国民的人気者」というものが生まれる土壌がなくなってきている。それでも愚直に「国民的人気者」をどうやって目指すのか、とても気になったし、その意気込みに強く惹かれたんだ。そうだ、その過程を遠くから観察すればいいんだ、観察対象だ、よしそれでいこう。

あくまでも観察対象だから、CDやDVDも研究の一環だし、私が何を言おうと本人達に影響はないし。結局本人達の問題やグループの問題は内部で解決してもらうしかないし、今回のことをうまく乗り越えられず、徐々に売り上げが落ち、勢いが落ち、緩やかに下降していってしまったとしても、それを見届けるのもまぁ、研究の一環かな、みたいな……。

そうすればもう、過度な期待を押し付けてしまうこともないし、傷つくこともない。一歩引こう。

ちょっと好きになりすぎた。 

 

……はぁ……。

本当はわかっていますよ。好きの度合いを自分で調整できたらそんな楽なことはない。「好きになりすぎてはいけない」とか思っている時点で、まだまだ好きだってこと。

「こんなことで悩みたくない」とか言ってる時点で、だいぶ悩んでいるってこと。

頭と心というのは一致するものではないということ。

色々言ってますが、、こうやってもどかしくてヤキモキしてしまうこの感情も、ファンにできることなど何もないとわかってるのにそれでも何かをしたくなってしまう衝動も、「これこそがアイドルを応援する醍醐味だよな」などと、この状況を妙に客観視してしまう私がいる。

そう、これでも誰かを好きになるのは辞められない。

はぁ、懲りないね、私も。

 

ごちゃごちゃ考えていることも全部吹き飛んで、楽しいから好き、楽しいからもっと見続けたいって、シンプルにそう思える日が戻ってくるといいな。どれくらいかかるかな。

 

*1:http://mgmcnlife.hatenablog.com/entry/2015/10/21/011000

*2:まぁ、恋愛が悪事なのかって言ったらそうじゃないのですが、例えとして

*3:2回言うところがあきらめの悪さを感じさせられますね・笑